「ヨガニードラ(Yoga Nidra)」という言葉を聞いたことがありますか?「ニードラ」(ニドラーと呼ばれることもある)とはサンスクリット語で「眠り」を意味し、まさに「眠りのヨガ」と言われるヨガニードラ。最近はストレス軽減法としても注目されているヨガです。今日はそんなヨガニードラについて紹介します!

寝たまんま?「眠りのヨガ」ヨガニードラとは?

ヨガと聞くと、動きのあるアーサナが連想されますが、ヨガニードラはシャバーサナという仰向けの状態で行います。シャバーサナはクラスの最後に必ず行われるものであり、ヨガニードラも多くの場合はヨガのレッスンの最後に用いられ、10~15分間、同じ姿勢で行います。

ヨガニードラは目を閉じた状態で、まず身体の各部位を順番に意識していくボディスキャンから始まります。右手の親指から始まり、右手、頭、胸、お腹、足…とインストラクターが順に誘導し、それに従って丁寧に意識を向けていきます。
それと同時に、呼吸法やイメージング、自律訓練法やアファーメーションに関する誘導が加わり、リラクゼーション効果をさらに高めてくれます。

ヨガニードラは体を動かしてとるアーサナとは異なり、ただ横になった状態で行うため、身体機能に制限がある方や高齢のなど通常の動きのあるヨガが難しい方でも実践でき、またその効果は「究極のリラクゼーション」として知られています。

続いてヨガニードラの効果についてご紹介いたします。