はじめに

最近なかなか寝付けない、朝すっきり目覚められないとお悩みではないでしょうか。それはひょっとして睡眠の質が低下しているせいかも。質の良い睡眠を取ることは若々しくきれいでいる為に不可欠です。何より、朝すっきり目覚められると気持ちいいですよね。よく眠るために、みなさんどんな工夫をされていますか?リラックスのするために、ラベンダーの香りのアロマキャンドルを灯すなど、皆さん入眠儀式をお持ちかも。それも大事なひと時ですよね。
今日は、どうしたら質の高い睡眠を手に入れることができるのかご紹介いたします。

ポイントは深く眠るために体温を下げること

リラックスしましょう

体も心もリラックスすることが睡眠の質を高めることにつながるのは皆さんもよくご存じかと思います。ヨガは深い呼吸とともに様々なポーズをとることで、普段使わない部分や凝った部分がほぐれ血行促進につながります。血行の流れが良いと肩こりや腰痛、冷え性などの体調不良が緩和し、体にリラックスをもたらしてくれます。また深い呼吸によって心が落ち着いた状態の時に優位に働く副交感神経がうまく働くようになることも安眠に効果があります。

実は、スーッと眠りにつける時というのは体温が下がっていく時です。ずっと冷えてると眠れないのかと思われがちですが、冷える時に眠れるとは驚きでした。

そして、体温が下がる状態を作り出すために、寝る前に体温を上げておくことが大事になります。温かくしてから寝ましょう、とよく言うのは、その原理に基づく為です。冷え冷えの状態でお布団に入っても体温が下がる状態を作れませんので、寝る前の行動が大事になります。

6時間睡眠でもすっきり目覚め

ヨガでスッキリ目覚める

お布団に入って、うまく体温が下がっていく状態を作るにはどうしたらいいかというと、一度体温を上げるのが効果的なのは前述のとおりです。ではいったん体温を上げるために、私が実践していることは、お風呂の前か後にヨガのポーズのアレンジ版を行い内臓をあたためてあげることです。寝る前にお風呂に入る方は多いですよね。体がほどよく温まり、よく眠れます。しかし年齢を重ねるとそれもだんだんうまくいかなくなることがあります。

そんな時は、お風呂の前後、どちらでもよいので、少しヨガを取り入れてあげてください。ただし入浴前後30分(特に直前直後)は、心臓への負担がかかるため避けられています。間を空けるように気をつけてください。
ヨガは血流がよくなりすぎるため避けるように指導されることが多いです。

週に1回ほど1時間たっぷりヨガ、毎日行うのはお手軽ヨガ。これを日課で行うことで、以前は8時間くらいでは寝たりなかったのが、最近は6時間ですっきり目覚めることができるようになるほどです。(個人差はあります)