深い呼吸とともに行うヨガは、近年、花粉症対策の一つとして注目されているのをご存知でしょうか。
毎年病院のお薬で症状をおさえている方も根本的な体質改善を兼ねたヨガの効果をご紹介致します。

アレルギー症状を引き起こしやすい時期

ヨガの考えの根本であるアーユルヴェーダでは春は解毒の季節と言われています。
冬の間にため込んだ老廃物を体の外に出そうと肝臓が大活躍する時期です。そのため肝臓が本来の機能を発揮できず、免疫力が下がってしまい、花粉症というアレルギー症状を引き起こしやすい状態になっているとも言われています。

ヨガは鼻から吸って口から吐き出すという腹式呼吸を基本にポーズをとっていきますが、深い呼吸を行うことで内臓器官を活性化し、免疫力が高まるため、花粉症に効果的だと言われています。

ヨガの腹式呼吸で免疫力アップ

ヨガと自律神経

免疫力アップという点でも腹式呼吸は効果的です。
花粉症がアレルギーの一種であることは皆さんもよくご存知かと思います。
アレルギーとは体を守ろうとする免疫反応が強く出過ぎてしまっている為に起こる反応で、言い換えると免疫力が弱まっているということになります。
ヨガはゆったりした腹式呼吸でポーズを行っていきますが、腹式呼吸だけでも内臓の働きを活発にし、免疫力の向上に効果があると言われていますので、花粉症の症状の緩和にも効果があると言われています。(出典:http://hanamomo-shinkyu.com/1746

後程ご紹介するポーズをゆっくり腹式呼吸をしながら行ってみてください。

花粉症の症状として発症することの多い鼻詰まりにより口呼吸になってしまう方が多いと思いますが、口呼吸になってしまうと鼻呼吸よりも花粉を多く体内に取り込んでしまうことになり、花粉症の悪化につながってしまいます。体に入ってしまう花粉を少しでも減らすために、鼻呼吸はとても有効なのです。ヨガでの呼吸は鼻から吸って口から吐き出す腹式呼吸が基本ですので、体内に入ってしまう花粉の量を少しでも減らすのに役立つ呼吸法です。

続いて自律神経の点を見ていきます。