女性らしいスタイルになるためにダイエットをしている人は多いでしょう。でも、筋肉を鍛えている人はどのくらいいるでしょうか。女性らしいスタイルになるために、筋肉が必要だと知っている人は多くありません。筋肉質になるまで鍛える必要はありませんが、程よい筋肉をつけることはとても大切です。体重が減るのはもちろん、スタイルが見違えるようになります。
健康的で美しいスタイルを手に入れるために、鍛えておきたい筋肉5つと、おすすめヨガポーズをご紹介します。

美姿勢を下から支える骨盤底筋

骨盤底筋とは、子宮や膀胱、内臓を下から支える筋肉です。骨盤の下にハンモックのようにぶら下がった複数の筋肉をまとめて骨盤底筋と呼びます。
普段なかなか意識しにくい筋肉ですが、骨盤底筋は、女性のスタイル維持に非常に重要な役割を果たします。骨盤底筋を鍛えることで、骨盤の歪みが直り、つられて、垂れたお尻や出っぱったお腹が正しい位置に戻ります。さらに体幹が安定し、意識しなくても背筋が伸び、正しい姿勢を保ちやすくなります。体重の変化がなくても、すっきりした見た目になることができるのです。
そのほかにも、尿漏れの予防になったり、骨盤の開閉リズムが整い生理痛や冷えが改善したりと、骨盤底筋を鍛えるメリットはたくさんあります。

骨盤底筋を鍛えるヨガポーズ(橋のポーズ)

橋のポーズ

骨盤底筋を鍛えるヨガのポーズは、セツバンダサルヴァンガーサナ(橋のポーズ)です。仰向けに寝転がり、両膝をそろえて立て、お尻を上に持ち上げるポーズです。骨盤底筋が鍛えられるだけでなく、下半身全体の血行の改善や、便秘にも効果があります。体の下で手を組み、肩で床を押すようにするとさらに効果が高まります。

猫背解消には僧帽筋

僧帽筋は、首から肩、さらに背中の下の方までを覆う三角形の筋肉です。上半身を後ろから引っ張り、正しい姿勢を保つ役割があります。僧帽筋が弱いと猫背になります。猫背は胸周りを圧迫するため、呼吸が浅くなり、血行も悪くなってしまいます。
僧帽筋を鍛えると猫背が改善し、自然と胸を張った美しい姿勢になれます。血行がよくなるため冷えや肩こりも改善されますよ。

僧帽筋を鍛えるヨガポーズ(弓のポーズ)

僧帽筋を鍛えるヨガのポーズは、ダヌラーサナ(弓のポーズ)です。うつ伏せになり、足首をつかんで体を大きく反らせるポーズです。肩甲骨を寄せるようにすると僧帽筋を効果的に使えます。脚が外に広がらないように注意しながら、できれば太ももも床から離しましょう。内臓をマッサージする効果もあります。

続いて、バストアップとくびれについて。