ヨガとの出会い

産後のダイエットに、自宅でDVDを見ながら様々なエクササイズを実行していましたが、下の娘が幼稚園に入園したのをきっかけに、ご近所のママヨガに行ったのが最初でした。
ヨガもDVDでやったことはありましたが、先生がいるヨガクラスの心地良さに、とても感動したのが強く印象に残っています。
1年くらい週1でママヨガに通っていましたが、1年続けた記念にケン・ハラクマ先生のアシュタンガヨガWSに参加し心身ともに衝撃を受け(笑)、ずっと自分自身の練習はアシュタンガヨガを行っています。

ヨガの魅力

心と身体のつながりが感じられ、継続することで人間として成長できるところです。
今までに何度も身体からのアプローチと、心からのアプローチで、様々な変化を体感しています。

女性がヨガを行うメリット

妻や母、社会に出て働く人間、一人の女性、と多面的な活動が必要になる女性だからこそ、心の柔軟性も養えるヨガは自分自信を感じることのできる素晴らしいツールだと思います。

ヨガを行なって変化したことや効果はありますか?

身体編

アシュタンガヨガを始めてからは、以前に比べて引き締まってきました。
自分の身体の特徴やクセも理解を深めましたし、体軸も整ってきました。
まだまだ絞りたい部分もあるけれど(笑)、ちょっとついてるお肉も私の一部!と愛おしく思えます。

心・意識編

「いやいや、私なんて…」や、「なるべく目立たないように」とか「人に迷惑をかけないように」と、自分ではなく周りのことばかり気にしていましたが、自分を少しづつ好きになって、やりたいと思ったことを、素直に実行できるようになりました。「誰だって完璧はあり得ない」「自分は自分だし、結構私っていいじゃん」なんて思えるようになりました。

食事編

若い頃からダイエットマニアだったので(笑)、食の知識は豊富でしたし、あま酒や酵素ドリンクなど自分でなんでも手作りしたりしていましたが、その頃は偏った考え方で食べ物を選んでいましたし、上手に食事ができない(摂食障害)時期もありました。
アーユルヴェーダなども学んだ今は、家族のことも考えて、カロリーではなく添加物などの安全性や鮮度を重視しています。電子レンジもほとんど使いません。
でも、それらも偏りすぎず、臨機応変に!身体悪いと言われるものも食べたりチンしちゃったりすることもあります。
何事もおおらかにと思っています。

ヨガを始めてから毎日続けていることはありますか?

空を見ること。あまり自然が豊富なところに住んでいるわけではないので、手軽に自然なものを目にするために移動中は割と空を見ています。(ハタから見ると少し怪しいかもしれません)

ヨガを続けていくうえで気をつけることはありますか?

楽しく感謝の気持ちで練習することです。家族がいるので、朝練に行けない時も多いですし、女性周期でせっかく行けても身体が思うように動かないこともあります。
どんな練習でも、「できるできない」ではなく、目標に向けて自分が楽しめることに重点を置いています。
そして、練習に行かせてくれている家族や、指導してくださっている先生、練習仲間への感謝の気持ちを感じながら練習しています。

どんなヨガを伝えていきたいですか?

「身体からのアプローチで、本当の自分につながってほしい」と思っています。
(自分も含めて)どうしても頑張りすぎてしまうので、必ず「呼吸ができるところでキープ」ということをお伝えしています。
あとは、シンプルな動きやポーズからも身体が感じたものを受け取れるように、感じるチカラを大切にするようお声掛けしています。
自分の内側が大事にできる=off the matである自分の外側の他人や、環境などともうまくやっていけることになると思っています。

筆者プロフィール

安福祐佳(ヨガインストラクター)