プラティヤーハーラ(制感)について

八支則の第5ステージになります。これは感覚器官をそれぞれの対象から引き離すことを表します。心が感覚を制御できるようになると色々な身体的な効果が表れます。

プラティヤーハーラの実践とは?!

五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)をコントロールすることです。それぞれの器官を1つにすることで心で感覚をコントロールします。すると外部からの不必要な刺激がなくなり、心を内面に向けることができます。そうすることでヨガに専念することができます。

焦らずに取り組むことが大切です

プラティヤーハーラを行うときは心をリラックスさせて行いましょう。実際にヨガを行うと思うように体や心をコントロールすることの難しさに気が付きます。アーサナ、プラーナヤーマ、プラティヤーハーラと続き、もっとヨガを極めたいと言う気持ちを抱くのは大変良い事ですが焦る気持ちで取り組むことはやめましょう。ヨガは体の柔軟性を高めるものだけではありません。

プラティヤーハーラの目的

プラティヤーハーラの目的はヨガを定期を行うことで頭の中に浮かぶ曖昧な考えや疑問、不安などを拭い去りはっきりとした目標を設定することにあります。例えば人はピンチの状況や本気を試される場面でも「これでいいのだろうか?」「このままでも良いのか」などを頭の中で会話をしてしまします。この会話を払拭してはっきりとした目的を持つ、ブレの無い自分を持つことがプラティヤーハーラの目的になります。