ヨガを習い始め、ヨガの気持ちよさ、楽しさに触れヨガのことをもっと知りたい!習いたい!と思ったことがある方は少なくないはず。
そしてヨガの本やレッスンでときどき耳にする「ヨーガ・スートラ

ヨーガ・スートラ??
早速本屋に行き手にしてみるも・・・・・・・・・。
ちんぷんかんぷん。
頑張って読んでみよう!!と思い購入するも撃沈。。

私は↑こんな感じでした。

しかし、何冊出ている解説書の中には読み進めやすい本もあり、時間をかけてですが読み終えることができました。
そうしたら、難しく感じていた解説書も何となく理解ができるようになってきた感じがありました。(といってもほんの一部です。。)
ヨガの教科書的なヨーガ・スートラの中には教室で先生が口にする八支則(アシュタンガ・ヨガ)や心の状態や実践の妨げになることなどなど195節の言葉でできあがっている教典です。

スートラの意味は「糸」

紙がなかった時代に書き留めていた葉をまとめていた糸を表しています。
紡ぎ合わせた物語ということでしょうか。
パタンジャリさんというむかーしの方がヨガを体系化した教典です。
パタンジャリさんという方はインド哲学においていろんなところで耳にする有名人です。
その話はまた今度。

むかーしのパタンジャリさんの纏め上げたヨガの教科書が海を渡り日本に、時代を渡り現代に。
時代や人によって解釈にも変化がありながらだとは思いますが、むかーしのヨガの教科書が今も色あせず伝わってきているところにヨガの深さとロマンを感じますね。

ヨーガ・スートラの解説書は何冊かあるのでご紹介します。

インド哲学者・佐保田鶴治先生の「解説ヨーガ・スートラ」

最初買って読んだときは、絶対無理!!この本の解説書が欲しいと思ったくらい難しく感じたのですが、他の解説書と合わせて読んだり、ヨガを実践していく中で自然と読み進められるようになったりと自身のヨーガを深めてくれるヨーガ・スートラの王道的な1冊です。ヨーガ・スートラの初めてがこの本だとちょっと固まってしまうかも(笑)他のヨーガ・スートラ解説書を読んだ後に読むことを勧めます。

解説ヨーガ・スートラ

入門書としてオススメ「インテグラル・ヨーガ」

スワミ・サッチダーナンダ師のこのヨーガ・スートラの解説書は入門書としてとーってもオススメです!!
わかりやすい例え話と一緒に解説をしてくれているので読み物としても面白い一冊です。
私はこの本と一緒に佐保田先生の解説ヨーガ・スートラを読みました。
各ティーチャートレーニングコースの参考図書でも使用されている率が高いのではないでしょうか?

インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ)

知識の宝庫「現代人のためのヨーガ・スートラ」

グレゴールさんの知識と伊藤先生の解説が実に素晴らしい1冊です。
ヨーガ・スートラの解説書、ヨーガ・バーシャや他の教典からも智慧も書かれていて、より深くヨガの歴史や智慧を学びたい方にはオススメの1冊です。
まったくの初心者には少し難しいかもというのが正直な感想です。
少しでもヨガの哲学を読んだり、聞いたり、興味のある方には本当にオススメ。

現代人のためのヨーガ・スートラ (GAIA BOOKS)

スワミ・ヴィヴェーカナンダ師の「ラージャ・ヨーガ」

この本は前半・後半と分かれていて前半はNYでの講演が書かれていて、後半はヨーガ・スートラについてが書かれています。
前半に纏められた講演集でヨーガスートラについて語っているのですが科学的にもお話をされているので、こちらも読んでいて非常に面白い内容になっています。
講演集は実際に目の前にいる方たちに向けて話されていることなので、他の解説書とはまた違った内容で後半部分と合わせて読むと非常にヨーガ・スートラについて理解が深まります。

ラージャ・ヨーガ


一度読んだだけでは理解できない本ですが、一度読むだけではヨガは完全に理解できるものではないし、実践の中で自分の感覚も養いながら、そして先生に指導してもらいながら深めていくものだと思います。
何回読んでも、そのときによって理解が全然違ってくると思います。
ヨガに興味を持ったら一度は読んでみるといいかも♪