ヨガと言えば、自宅やスタジオなど室内でするもの、というイメージが強いかもしれません。でも実は、野外でヨガをする「外ヨガ」も一般的になってきているんです。ヨガウェアなどの薄着で外ヨガをしても寒くない夏には、特に「外ヨガ」のイベントが多くなります。室内ヨガとはちょっと違った雰囲気のある「外ヨガ」の魅力や注意点をご紹介します。

1.外ヨガとは?

外ヨガとは

外ヨガとは、公園やビーチなど野外で行うヨガのことです。毎日レッスンがあるスタジオのヨガと違い、単発や定期的なイベントとして行われることが多いのが特徴です。ほとんどの外ヨガイベントは、ヨガの経験がなくても参加できます。スタジオのヨガと違い、会員にならなくても参加できるため、お試しでヨガをしてみたい人にもぴったりです。
公園で行うヨガは「パークヨガ」、ビーチで行うヨガは「ビーチヨガ」とも呼ばれています。公園やビーチ以外でも、川沿いやスタジアムなど、さまざまな場所、さまざまな時間帯で外ヨガイベントが開かれています。

2.外ヨガのメリット

外ヨガのメリットや効果

気分転換になる

スタジオでのヨガでは、窓を閉め切って、外からの音や光をシャットアウトして行うことが一般的。自宅でヨガをしている人も、集中力を保つために、外の景色を見えないようにすることが多いのではないでしょうか。たしかに集中力は大切ですが、いつも同じ環境でヨガをするとマンネリ化してしまうかもしれません。
外ヨガでは、音や光をシャットアウトするものがありません。自然の中に自分を置き、周りと一体化する感覚を味わうことができます。外からの刺激があるのに、不思議と集中できてしまいます。室内ヨガに飽きてしまったという人や、いつもと違う感覚を味わいたい人に外ヨガはおすすめなのです。

高いリラックス効果が得られる

公園やビーチなど、自然の中で行うことが多い外ヨガには、リラックス効果もあります。鳥の声や波の音をのんびり聞くことは、それだけで心がゆるむもの。さらにヨガで体を動かすことで、過去でも未来でもない「今」に集中することができ、より深いリラックス効果を得ることができるのです。未経験者が多い外ヨガでは、ポーズをしっかり取ることよりもリラックスすることが優先されます。ポーズの指導も厳しくなく、「ちゃんとポーズを取らなくちゃ」というプレッシャーもありませんよ。

地球との一体感を強く感じられる

ヨガでは、床と接している部分から地面に向かって根が生えたような感覚をもつことが大切です。これを「グラウンディング」と言いますが、グラウンディングすることで集中力やポーズの安定感が増すのです。室内ヨガでは、実際に体が接している「床」と、地球の「地面」との間に隔たりがあるため、グラウンディングには慣れが必要です。一方外ヨガでは、体と地面と隔てるものはヨガマットやタオルだけ。地面の感覚を直に感じることができるので、グラウンディングが容易になります。体にも力が入りやすくなり、地球との一体感をより強く感じられます。

ヨガ仲間ができる

ヨガスクールでは、スタジオ内の私語を禁止しているところもあります。そうでなくても、ヨガスタジオはヨガをする場所、と割り切っている人も多いため、ヨガ仲間を作ることは難しいかもしれません。
外ヨガでは、スクールよりもオープンな雰囲気。ポーズ中など集中している時を除けば、周りの人にも声をかけやすい雰囲気ですよ。ヨガ後に交流会があることもあるので、ヨガ仲間を作りたいという人にもぴったりです。

続いて外ヨガにおすすめヨガウェアについて!