ヨーガの食事といえば思いつくのが菜食ではないでしょうか。実際、ヨーガに深くコミットしている人達はベジタリアンや、厳格なヴィーガンの人達も多く見られます。でも「興味はあるけどそこまでするのは難しい」という方も多いのではないでしょうか?そこで気軽に楽しみながらヨーガの食事を始める方法を紹介したいと思います。

ヨーガの食事とは

ヨーガの食事とは

ヴェーダを受け継ぐヴェディックな家系に生まれた人達にヨーガの食事が菜食である理由を尋ねると「ヴェーダでは肉や魚、卵は食べ物とされていないから」という答えが返ってきます。具体的にはヨーガの食事というのはどういったものを指すのでしょうか?

ヨーガの伝統ではラクトベジタリアンと呼ばれる魚、卵、肉(赤身、白身とも)を食べず、日光をたっぷり浴びた新鮮な植物性の食品を摂り、乳製品は少量摂取する食事を指しています。また、そういった食生活を続けていく事で、アーサナや瞑想から受けられる恩恵が受け取りやすくなっていくのです。

なぜヨーガの食事が菜食なの?

ヨガ 菜食主義

それでは何故ヨーガでは菜食が推奨されるのかを具体的に見ていきましょう。まずはアヒムサー(不殺生)である事はわかりやすい点ですが、ただ動物を殺生する事が可哀想だからだけではありません。

バランス良く菜食を行う事は、高コレステロール、通風、動脈硬化、高血圧、糖尿病などの様々な疾患を予防する事に繋がります。また、肉類を食べる事は屠殺される時の恐怖を感じた肉を食べる事であり、家畜の時に食べた遺伝子組み換えの飼料、飼育時に使われた成長ホルモン剤や抗生剤、加工肉に使われている着色料、添加物、保存料なども摂取してしまう問題点もあるからです。

フレキシタリアンとは?

フレキシタリアン

とはいえ、理解していても動物性食品を摂取してきた人にとっては完全菜食に難しさを感じるかもしれません。また、家族から反対される事もあるでしょう。そういった方におすすめするのが気軽にフレキシタリアンから始める事です。

フレキシタリアンとは「柔軟な菜食主義」を意味します。菜食を反対する人と一緒の時や、菜食が選べないレストランでは罪悪感を持たずに肉や魚をいただきます。一人の時や理解のある人達と一緒の時は菜食を実践していくのです。

単に完全菜食だと辛いという方も、どうしても食べたい欲求が出て来たら肉や魚を食べても良いのです。そういう方は徐々に身体が菜食を求める様になるまで緩やかに移行時期として考えると良いでしょう。

続いておすすめの食材やヨーガの食事を楽しむコツのご紹介です!

おすすめの食材

オススメ食材

菜食が難しい時に食べる動物性食品は可能な限り魚や鶏肉を選ぶと良いでしょう。外食時は出汁だけはOKにするなども良い案です。また、毎食肉類を摂ってきた人からすると、たんぱく質が足りないのではないかと不安になるかもしれません。植物性たんぱく質や栄養価の高い食材を選ぶ事によって、栄養は不足する事無く充分健康を保つ事が出来ます。

おすすめは大豆、大豆製品、アスパラガス、カリフラワー、オクラ、胡麻、ナッツ類などを積極的に摂る事です。こういった食生活を送る事でアーサナや瞑想時に肉体的にも精神的にも柔らかさと強さを感じる様になっていく事でしょう。

ヨーガの食事を楽しむコツ

ヨガ 食事を楽しむコツ

菜食をする様になっても、挫折して動物性食品を日常的に食べる生活に戻ってしまう人は少なくありません。それは我慢をしてストレスになる事が原因ですが、続けるコツはフレキシタリアンである事を楽しむ事です。

インドやスリランカなどの菜食のメッカである国の料理を試してみると、肉や魚が無くてもスパイスと植物性食品だけで、美味しく豊かな食事が出来る事がわかります。自分で菜食料理を覚えていく事で毎食豊かに楽しい食事も可能です。

また、どうしても食べたい欲求が抑えられない時は肉類を食べても構わないのです。無理なく続けていく事で、徐々に身体が動物性食品を求めなくなり、自然にベジタリアンになっていたという方も多くいらっしゃいます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。無理なく気軽にフレキシタリアンから菜食を増やしていく事で筋肉もしなやかさをアーサナを行う時に実感出来たり、穏やかな精神状態である時間が増えていく事に気付くかもしれません。楽しみながら気軽にフレキシタリアンから始めて、ヨーガや瞑想の恩恵を更に受け取っていける様になる事を願っています。