ヨガを数ヶ月続けていると、簡単なポーズだけでは物足りなくなってきます。体もヨガに慣れて、低負荷では効果が出にくくなってしまいます。ヨガに慣れてきたら、ぜひ少し難しいポーズにもチャレンジしてみましょう。
中級ヨガのポーズとポイントをご紹介します。

1.ヨガのステップアップのポイントは?

初級ヨガから中級ヨガへのステップアップのポイントは3つ、体幹を鍛える・柔軟性を高める・バランス力を高めるです。

体幹を鍛える

ヨガには、ボディビルダーのような太い筋肉は必要ありません。そのかわり、体の奥にあるインナーマッスルを強くして、体をしっかり支えられるようになる必要があります。特に、腹部や胸部などの体幹を鍛えることで、ポーズの取りやすさは格段に上がります。
体幹を鍛えるにはプランクが有効です。両手両脚を地面につけるだけでなく、片手を上げたり片脚を上げたりして負荷を高めていきましょう。最終的に30秒はキープできるようになりましょう。

柔軟性を高める

中級ヨガでは、脚を大きく開いたり、体を倒したりするポーズが初級以上に多くなります。このため、股関節や背中、腰などの高い柔軟性が必要です。柔軟性が足りないと体を痛める原因にもなってしまうので、体が硬い人は少しずつ解消していきましょう。
柔軟性を高めるには、足の裏を合わせてあぐらをかく、合せきがおすすめ。合せきを組むことで股関節を、さらに体を前に倒すことで背中や腰の柔軟性を高めることができます。体の負担を軽くするため、柔軟を行う前に体をさするなどして温めておきましょう。

バランス力を高める

初級では、重心を体の中心に集め、バランスを取るポーズが多いのですが、中級以降には体を大きく広げながらバランスを取るポーズも多くなります。重心が体の外に逃げやすいため、高いバランス力を身につける必要があります。
ヨガで必要なのは、体をまったく動かさずバランスを取ることではなく、体が揺れても安定姿勢に戻ることができるしなやかなバランス力です。しなやかなバランス力を養うには、ヨガのポーズとしておなじみの立ち木のポーズが効果的です。風に揺れる木になったイメージで体をリラックスさせてバランスを取りましょう。
続いて中級に向け、実践していきたいヨガポーズのご紹介です!