先生のおはなし
Blessings!

最近になってグッと寒くなりましたね。

しかし、極度のギャップは危険ですが、

日本のように四季があり、気温の差があり、それにだんだんと体を慣らしていくのは、とてもいいことで

温度調節に始まって、自分の身体の調子を整えようとする器官が働きます。

先日、ヨーガが身体にいいことを知ってからヨーガをやめてしまう人が多くいるという記事を見ました。

続けられないという理由づけ、もったいないことです。

ヨーガは自分を知るのに、万人向けでだれでも簡単に入り口に立つことができます。

少し入り口に入っただけで、ヨーガのベネフィットはいくつかあったと思います。

「これは、なにかいいものに違いない。」と自分を知るというと、なんだか大げさに聞こえるかもしれませんが

例えば、自分の身体をどこまで知っているか?に置き換えてみます。

足を延ばして座って、足の親指を掴んでください。と、言われたけど、あれ?つかめない!とか、

膝をまっすぐに、姿勢を正して座ってください。。。ってキツイ!!とか

さらには肩立ちのような、足を真上に持ち上げる、、、、って、、できない!!とか、、、

自分の身体でありながら、このようにできないことがたくさんある。。。と、知ることも自分を知ることです。

これからは、自分を知る作業を怠れば、動かなくなっていくのが普通です。

以前の自分の身体の限界は、そんなものではなかったはずです。

激しいスポーツは身体の健康な人のするもので、身体を労わることとは違います。

呼吸に連動したゆっくりの動作で緊張させ、そのすぐ後のシャバアーサナで興奮を鎮めようと身体から力を抜くとここにギャップが生まれます。
このギャップが身体全体にしみこんでいきます。オンの時は血液の流れがせき止められ、オフの時に一気に流れます。

身体がポーズの完成を目指すまでに、忍耐や精神力、体力を養い、いつでもどこでも力を抜いたらリラックスし、心身の力を回復し、修復できるようにします。

身体の調子よければ、気持ちは明るいものです。

ヨーガはスピリチュアルになるといわれますが、むしろ「普通」になることだといわれています。

健康的な考え、まわりとの折り合いもよく、身体とこころによいものが直感的にわかる、等です。

今日はまた黄昏な雰囲気の空、風は懐かしい匂いがして

空気は乾燥もなくしっとりしていい感じです。

落ち着いたときに、少しヨーガの呼吸をしてみてください。

できたら9ラウンド、

一呼吸して、

にこりと微笑んで、
(ティクナットハーンさんのまねw)

さぁ、またゆっくりヨーガを始めましょう♡
Om Tat Sat Om

Makoto Kozu

この記事を執筆した先生

kozu

神津麻琴先生

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